お金を増やす原理原則。
お金を守る原理原則。
お金に困らないための原理原則。
お金についての考え方と心構えが勉強できる名著「バビロンの大富豪」に学びます。
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
バビロンの大富豪の教えはざっくり3つ!
バビロンの大富豪では、庶民が大富豪に教えを乞うというストーリ仕立てで話が進みます。
そこで大富豪アルカドが庶民にした教えはざっくりとこんな感じ。
- 貯金する
- 投資する
- 自己投資は惜しまない
行動すべきことは上記のたった3つだけです。
1.貯金する
お金持ちになるためには大前提として、収入>支出にする必要があるとアルカドは語ります。
当たり前のこと言ってる!
この当たり前のことができない人が非常に多いです。
アルカドは「収入の1/10を使わずに貯める」ことを推奨しています。
まず最初に貯蓄分を抜いて、残りの金額でやりくりすれば、それがお金持ちへの第一歩です。
給料日当日に貯蓄用口座に移すのが吉。
また、必要経費と贅沢品を分けて考えるべきです。
10万円稼いでいる人も20万円稼いでいる人も家計に余裕がないのはなぜか?
なぜですか!
収入の分だけ支出しているからですよ。
10万円稼いでいる人は10万円使い、20万円稼いでいる人は20万円使っているのです。
これは20万円稼いで貯金に回す余裕がないと言っている人も10万円で生活ができるということです。
家庭にはそれぞれ事情がありますが、1円たりとも余分な出費をしていない人はいないはずです。
使わなくても生活できる支出なのか、使わないと生活できない支出なのかを考えて、支出を抑えましょう。
例えば、お昼に缶コーヒーを買っていませんか?
その缶コーヒーを買わない場合、生活に支障は出ますか?
殆どの人は生活に使用の出ない買い物をしています。
しかし、お金持ちになりたい人はそれではいけません。
その支出は生活に必要なのか贅沢をする為なのか、よく考えてみましょう。
とはいえ、贅沢をしたい欲求もありますよね。
人生の充実とは贅沢からくるもので、時には必要です。
贅沢を全てやめろとは言いません。
しかし、贅沢をした分だけお金持ちからは遠ざかると認識しましょう。
その上で、自分が貯金を続けられること、我慢のし過ぎで疲れてしまわないことをバランスよく考えて贅沢をしましょう。
理想は「お金を貯める」ことを大きな欲求にしてしまうことです。
投資する
お金を貯めるための心構えと考え方に対し、これは自分のお金を増やすための考え方です。
財布の中身の現金の量が大切なのではなく、定期的に収入がある状態が大切だとアルカドは語ります。
貯めたお金を投資に回し、自分が仕事をしていなくてもお金が自動で入る仕組みが重要ということです。
投資する際に気を付けなければならないのが詐欺です。
せっかく貯めたお金を失うような真似をしてはいけません。
世の中には投資を謳った詐欺が横行しています。
名前は投資。だけど中身は詐欺。
お金を増やすどころか、元本の回収も出来ないようなものが数多くあります。
自分だけで判断するのではなく、その道のプロに効くのが理想だとアルカドは語ります。
また、投資は始めるのが早ければ早い程成果が出しやすく、より少額でお金持ちに近づくことが出来るので、今すぐにでも準備をしましょう。
自己投資は惜しまない
最も肝心でお金持ちになるために必要な考え方の一つだとアルカドは語ります。
「強くお金持ちになりたいと望んでください。」
お金持ちになりたい!
なりたい!
というのも望まない限り達成することはないからです。
お金持ちになりたい!
そう望まない人がお金持ちになることはありません。
つまり、これもお金持ちになるための前提条件の一つといえますね。
望んだらそこからは行動です。
その望みの為に今から何ができるか?
何をしてはいけないか?
自分で考えて行動する必要があります。これが自己投資です。
考えて行動することで、自分の知識は増え、能力は上がります。
能力が上がれば、仕事の報酬は増えます。
知識があればより良い情報を理解でき、仕入れることが出来ます。
- お金持ちになりたいと望む
- その為の行動をする
- 自分の知識が増える
- 仕事の報酬が上がる
- 更にいい情報にアクセスできるようになる
このように良い循環が生まれます。
自分の能力が高ければ、結果的にお金持ちに近づくことが出来るので、自己投資は惜しまない方がよいのです。
ここまで、大富豪アルカドの教えをざっくりと解説しました。
「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキさんもバビロンの大富豪に影響を受けいるようで、かなり多くの人に影響を与えています。
「金持ち父さん、貧乏父さん」は私が投資を始めるきっかけになった本でもあります。まだ読んでない方は是非読んでください。
金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
実まだまだ教えがたくさんあるのですが、本を読んで頂きたいのでここでは語りません。
私の記事ではなく、本から直に学び取ってください。
人が編集した情報よりも直に学ぶ方がはるかに理解が深まります。
そして、自由に学ぶことが出来るのです。
是非本を手に取ってください。
お金持ちになるための心得は3つ。
・貯金する
・投資する
・自己投資は惜しまない
これだけ覚えてください。
バビロンの大富豪の登場人物のセリフ一つ一つに真理が詰まっている
ここからはバビロンの大富豪の魅力を個人の感想を交えて語っていきます。
私が何よりも魅力だと感じたのは登場人物のセリフ一つ一つに真理が詰まっているところです。
セリフを読むだけで、自分の過去の経験が呼び起こされて共感をしてしまいました。
例えば
「おまえは他人の為に汗水たらして働いているのだ。食べ物と着るものをくれる主人のために働く奴隷と変わらぬのだよ。」
というセリフ。
これ、だれのことを指していると思いますか?
そしてこのセリフの真意は?
是非本を読んで確かめて下さい。
サラリーマンをやっている私には突き刺さりました。
他にも突き刺さるセリフがたくさんあり、心を揺さぶられます。
恐らく自身の知識量、経験、立場によって登場人物のセリフの感じ方が変わります。
同じセリフでも人によって非常に興味深いセリフになったり、なんてことはないセリフになったりするはずです。
知らなければ見逃してしまうけど、知っていればセリフの意味を痛感するのです。
私自身、恐らくまだまだ気づけていない名台詞が隠れているでしょう。
繰り返し読めば読むたびに新しい発見がある本になっています。
読めば読むほど理解が深まり、登場人物の何気ないセリフの意味に気づいていく。
そんな魅力があるからこそ100年という長い間に渡って人々に愛され続けているのでしょう。
バビロンの大富豪を読むきっかけになった方に感謝
私がこの本を読むきっかけとなったのはリベラルアーツ大学学長の両さん(@freelife_blog)という方です。
彼は関西で会社を経営している傍ら、Twitterやyoutubeで情報発信している起業家です。
オススメ書籍の中にバビロンの大富豪はありました。
その動画はこちら。
オススメの書籍以外にも人生を豊かにするために、学校じゃ教えてくれないお金の知識を教えてくれます。
不動産、保険、株、債券、副業、起業、自己投資・・・
情報は多岐に渡り、そして一つ一つが網羅的です。
この記事がいいと思ってくれた方であれば、ほぼ確実に為になる動画満載です。
話が逸れてしまいましたが、バビロンの大富豪はお金持ちになるための原理原則が詰め込まれた良書です。
是非手に取ってみてください。
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
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