こんにちは、トシです。
今回はFIREを達成するために生活費の削減の重要性について解説いたします。
FIREって何?って方はFIREについての解説記事をご覧ください。
FIRE達成に不要な生活費の削減は必要不可欠
FIREってサラリーマンの給料で出来るの?
無理じゃない?
必要な生活費によってはできます。まずは資金を貯めるところからスタートです。
FIREは株式等による配当収入>生活費を達成した状態のことで、生活するための労働から抜け出せた状態を指します。
配当収入>生活費にする為に必要なことは、式からもわかる通り
- 配当収入をあげる
- 生活費を下げる
当たり前ですが、この2つの要素が必要です。
年間1,000万円の配当収入があったとしても生活費が1,200万円かかっていれば、FIREは達成できません。
逆を言えば、配当収入が300万円しかなくても(十分ですが)、生活費が300万円以下ならFIRE達成というわけです。
なので、配当収入をあげるだけでなく生活費をどれだけ抑えることが出来るかも重要です。
生活費の削減をすることで貯めるべき資産額が小さくなる
贅沢はしなくていいからFIRE達成したいな~
生活費を削減するとFIRE達成が近くなりますよ。
生活費を削減することでFIREは達成しやすくなります。
生活費が1,000万円必要な人と300万円必要な人とではその得るべき配当収入にも差が出る為です。
生活費が1,000万円必要なら、配当収入も1,000万円必要です。
生活費が300万円必要なら、配当収入が300万円必要です。
つまり、生活費を削減することで、貯めるべき資産は少なく済むのです。
サラリーマンがFIRE達成を目指すためには生活費を削減することが必須
サラリーマンがFIREを達成するためには生活費を削減する必要があります。
どれくらい?達成できるかな・・・
計算してみましょう。
FIRE達成に必要な金額を計算
実際に具体的な数字を入れて計算してみましょう。
仮に年間1,000万円の配当収入を年利4%で得ようとすると2億5,000万円の資産が必要です。
一般的なサラリーマンの生涯賃金は2億円~2.5億円なので、サラリーマンの給料だけで達成するのは不可能ということがわかります。
このレベルで稼げる人は多分仕事も好きで続けるタイプの人が多いと思うので割愛します。
では、もう少し現実を見て、年間300万円の配当収入の場合はどうでしょうか。
年間300万円で生活するのは苦しくもありませんが、決して贅沢が出来る金額でもありません。
年間300万円の配当収入を得るためには、年利4%で7,500万円の資産が必要です。
7,500万円を15年で貯めようとした場合、複利で運用しても毎月38万円の入金が必要です。
配当収入年間300万円の場合はこちらで詳しい計算を行っているので、興味がある方はご確認ください。
1,000万円の時と比べるとまだ考察の余地がありますが、達成できる可能性がある人はサラリーマンの中でも高収入の部類の人だけでしょう。
年収500万円以下の人が多いので、現実問題まだまだ達成は難しいです。
一般的なサラリーマンがFIREを達成するためには本業で出世したり、転職したり、副業をしたりと更に稼ぐ金額を増やす必要があります。
一般的なサラリーマンが給料だけでFIREを達成するためには更に生活費を下げる必要があります。
生活費が年間120万円ではどうでしょうか。
年間120万円の配当収入を得る為に必要な資産額は年利4%で3,000万円(税金考慮せず)です。
更に、15年ではなく、20年かけて達成することを目標にしてみましょう。
25歳から開始しても45歳。まだまだ現役でしょう。
3,000万円貯める為に20年かけることが出来るとすれば、1年間に貯めるべき金額は150万円です。
仮にボーナスが年間で60万円でていると仮定してボーナスは全額貯蓄に回しましょう。
すると、月々7.5万円程度の貯金で達成することが出来ます。
しかもこの額は積み立て投資による資産形成は非考慮。
そう考えると希望が見えてきませんか?
年間120万円で生活することは可能か?
年間120万円で生活するのって難しくない?
てか無理じゃない?
家族の助けを得ることで達成可能です。
贅沢をしない場合、一番大きい支出となるのが住居費です。
都内では家賃8万以上はざらにあり、安くて住み心地の悪い狭い部屋を借りたとしても6万円程度はかかってしまうのが現在の相場です。
なので、本気でFIREを達成したいのであれば、この住居費を以下に抑えるかが第一のポイントとなります。
まず考えるべきことは実家に住めるかどうかです。
月にかかる大体の生活費は以下とします。
- 家賃8万円
- 水道光熱費1万円
- 通信費1万円
- 雑費1万円
- 食費3万円
- 娯楽費5万円
- 予備費3万円
ここから12万円削ることが出来ればOKです。
実家に住むことで家賃8万円、水道光熱費1万円、食費3万円を削ることが出来ます。
インターネットもスマホ代は実費になったとしても光回線など(仮に5,000円とします)は削れます。
8+1+3+0.5でざっくり12.5万円。
あ、達成した。
そういうことです。
一人暮らしにこだわらず、実家に住むことで、貯蓄も捗り、貯めるべき資産額も減らすことが出来ます。
実家と職場が遠く離れている場合など、人によっては頼ることが出来ないため、万人にできるわけではありません。
しかし活用できるなら、一番手っ取り早く、簡単、そして再現性が高いので、オススメです。
もし今家賃を8万円払っているのなら、月に8万円の固定費削減が出来ます。
8万円の固定費を削減できるということはこの8万円から7.5万円を貯蓄に回せるので、その他の生活費を一切削ることなく20年でFIREを達成することが出来ます。
もしくはFIRE達成までの期間を加速することが出来ます。(オススメ)
本気でFIREを達成したいなら実家を頼りにするのも一つの手です。
他にはシェアハウスを利用するのもありです。
シェアハウスを利用すれば、都内でも家賃4万円程度で済むことが出来ます。
条件や場所を選ばなければ、2万円台なんてものもあります。
都内で2万台は安い!
もし今家賃が8万円かかっているなら、シェアハウスに引っ越すだけで4万~5万程節約することが出来るので、十分に利用する価値があります。
シェアハウスを利用してFIRE達成を目指す場合は娯楽費も調整する必要が出てきます。
上記の例なら、娯楽費は1万~2万に抑えれば達成可能です。
引っ越しの際にオススメなのは合い見積もりを取ることです。
複数の業者に合い見積もりを取らなければ、非常に高額な引っ越し費用を払う羽目になる可能性があるので注意が必要です。
合い見積もりを摂る際には引越し侍の予約サービス
ネットで簡単に複数業者見積が取れ、そのまま予約もできます。
確かに一番大きいのは住居費ですが、住居費だけでは十分に生活費を削減できない場合は他にも固定費の削減を行いましょう。
オススメの固定費削減はこちらからどうぞ。
これらを実践することで、手取り20万円でも簡単に7.5万円の貯蓄は実現できます。
そして、生活費を月10万円以内に抑えることも可能になるのです。
まとめ:サラリーマンでFIREを目指すなら生活費の削減は必須
サラリーマンの給料のみでFIREを目指すのであれば、生活費の削減は必須です。
不要な生活費を削減することでことで確実にFIRE達成に向けて前に進むことが出来ます。
FIREに興味がある方はできるところから取り組んでみましょう。
また、生活費を削減しすぎて人生が詰まらないと感じるなら副業を行って収入を増やすのがベターです。
自分に合ったFIRE達成方法を模索してみるのもいいでしょう。
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