こんにちは、トシです。
突然ですが、皆さんは月々の固定費を把握していますか?
固定費削減は資産形成をするなら必須のスキルです。
自分の固定費を把握して、削減できる部分は徹底して削減しましょう。
当記事では固定費削減の重要性を解説します。
固定費削減で生まれる余剰金で資産形成をしよう
固定費を削減すると無意識的に余剰金が生まれます。
そして、資産形成は余剰金で行う必要があります。
その結果、固定費を削減すると資産形成がはかどります。
なんで?
というか、固定費ってどこまで固定費?
意識しなくても自然と出ていく定額の支出を固定費とします。
具体的には以下のものが固定費です。
- 住居費(家賃、住宅ローンの支払い)
- 水道光熱費
- 通信費
- 支払い保険料
- 車両維持費
このほかにも月額制サービスに課金している場合も固定費に該当します。
逆に変動費は食費や交際費などがあります。
変動費はその都度料金を支払う場合です。
さて、固定費削減が資産形成に役立つ理由を解説していきます。
前提として資産形成には2つの大きなカテゴリーがあります。
- 不要な支出を減らす
- 自分の収入を増やす
当たり前だね~
いくら収入が大きい人でも同じ額だけ使っていたら資産形成はできません。
同様にいくら支出を減らしても自分の収入が0だったら資産形成どころか破産してしまいます。
なので、資産形成には支出を減らすカテゴリーと収入を増やすカテゴリーに分けることが出来るのです。
簡単な式にするとこうなります。
資産形成をする為には収入をあげるか支出を下げるかしかないということがわかると思います。
今回は固定費の削減なので、支出を減らすカテゴリーの話です。
支出の中でもなぜ固定費が重要なのかを解説していきます。
固定費は節約意識を持たなくても削減できる
節約が大事なのは分かったけど、なんで固定費なの?
固定費削減のメリットは意識しなくても節約できるところですね。
固定費は一度設定をしてしまえば、後は無意識に削減可能です。
例えば、住居。
都内で家賃10万円の賃貸物件に住んでいる人が、郊外の6万円の賃貸物件に引っ越すことが出来たら、月に4万円の固定費削減が出来ます。
月に4万円稼ぐためには、時給1,000円のアルバイトを40時間する必要があります。
サラリーマンをしながら月40時間のアルバイトをすることは容易ではありません。
今のまま高い家賃のところに住み続けて毎月40時間のアルバイトをするか
家賃の低い場所に引っ越しをするか、どっちが簡単かは言うまでもないと思います。
引っ越しがめんどくさいとか都内の方が楽とか色々理由が・・・
引っ越しを強制する気はありません。
A.今の場所に住む
B.安いところに引っ越す
どちらが自分の資産形成に有利かを考えましょう。
固定費には住居費以外にもあります。
- 住居費(家賃、住宅ローンの支払い)
- 水道光熱費
- 通信費
- 支払い保険料
- 車両維持費
これら固定費の削減を考えましょう。
固定費を削減することで、資産形成に有利に働きます。
変動費を削減すると生活の質が落ちる
固定費の削減にこだわらなくても、変動費を削減することで支出を減らすことはできます。
しかし、変動費の削減は程々にすべきです。
というのも、変動費の削減は常に気を遣わなければできないためです。
逐一電気を消したり、エアコンを消したり。
または、食べたいものを我慢したり、友達に会いたいのにお金を理由に断ったり。
これらのことで節約をする必要はありません。
確かに不要な飲み会や外食は削減するべきです。
しかし、逐一電気を消すような節約は自分の時間を極端に削った上に、月当たり数百円程度の効果しか得られません。
また、食べたいものを我慢するのは自分にとってストレスになり、節約に対して嫌悪感を抱く原因になります。
これらの節約はなるべく避けましょう。
使った時間と得られる効果を比較してみましょう。
削減しやすいオススメの固定費は通信費と保険料
変動費を削減するのは大変ってことは分かった。
固定費の中でもオススメとかある?
あります。
固定費なら何でも削減すればいいわけではありませんからね。
削減すべき固定費もあれば、固定費を削減しない方がいい場合もあります。
たとえば、車両維持費に関していえば、確かに車を持たないことで固定費はグッと削減することが出来ます。
しかし、田舎に住んでいる場合は車を手放したら生活がままならない人もいるでしょう。
なので、全ての固定費を削減するのではなく、削減しても特に生活の質に影響の出ない固定費を削減しましょう。
多くの人に当てはまる固定費削減は以下。
- 通信費
- 支払い保険料
車や住居は効果は大きいですが、ケースバイケース。
その人の環境次第なのでここに入れません。
通信費
通信費は節約できる可能性が高い固定費です。
3大キャリアでスマホを契約している場合は格安SIMに変更しましょう。
プランをしっかり見直して必要最小限の契約にすれば、人によっては月に5,000円以上節約できる可能性があります。
スマホの解約や契約は簡単に取り組めて、且つ、効果が大きいので、もし3大キャリアで契約している場合は格安SIMに変更しましょう。
UQ mobileが通信速度や価格のバランスが良く、オススメです。
支払い保険料
保険料もなるべく入らない方がいいです。
貯蓄型の生命保険や医療保険、養老保険、学資保険等、様々な保険がありますが、これらの保険は入る価値はあまりありません。
これらの保険に入ることで、月に5万円以上の保険料を払っている世帯もあるのが実情です。
しかし、この保険料の支払いによって、日々の生活が苦しくなっていたら元も子もありません。
保険は本来「けが、病気など何かあったときに困らないように」というのが目的です。
つまり、何かあっても困らなければそもそも保険なんて入る必要はありません。
そんなこと言っても何かあったら困るわけで・・・
実は割と何とかなります。
日本では社会保険が充実しており、高額療養費制度があります。
これはざっくり月8万円以上(年収によって上下します)の医療費がかかった場合にそれ以上の金額は控除されるというもので、医療費の実質負担が8万円程度になります。
詳しくは厚生労働省のHPへ。
つまり、医療に備える場合、月8万円の医療費を払うことが出来れば保険に入る必要はありません。
その他に障害年金など、働けなくなった場合にもらえる年金制度もあります。
サラリーマンであれば、健康保険も公的年金も払っているはずなので、問題なく使うことが出来ます。
国が用意してくれている保険を理解して、足りない部分だけ民間の保険に入るようにしましょう。
ほとんどの方は民間の保険は入る必要がないと思います。
削減すべき固定費まとめ
スマホを格安SIMに変えるだけ、不要な保険を解約するだけで、人によっては月に5万円~6万円のお金が節約できます。
この浮いたお金を投資に回せば、より大きいリターンを期待することが出来ます。
浮いたお金を6万円として、この6万円を20年間積み立て投資に回し、年利4%で運用することが出来たら2,200万円の資産を形成することが出来ます。
この金額を特に苦労することなく積み立てられるということです。
まとめ:固定費削減でストレスフリーに資産形成
本記事のまとめです。
固定費を削減すると、無意識的に余剰金が生まれます。
その余剰金を使って投資に回すことで、ストレスフリーな資産形成を行えます。
時には変動費の節約も必要ですが、程々にしないとストレスがたまってしまいます。
自分の時間と得られるお金を天秤にかけて、効率的に節約を行いましょう。
細かい節約をした分だけ株式投資に回すというもの面白いです。
住居費を下げるなら家賃交渉か引っ越しです。
引っ越しは相見積もりを取らないとぼったくられるので絶対に相見積もりを取りましょう。
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