投資初心者に始めやすくてオススメの投資信託。
投資信託には大きくインデックスファンドとアクティブファンドがあります。
初心者がアクティブファンドを買うとほぼ確実に損をするので、インデックスファンドをオススメします。
その理由とは?
インデックスファンドは手数料が安い
インデックスファンドは手数料が安く、運用コストがほとんどかからないのがメリットです。
運用コストって?
投資信託は購入時や解約時の手数料に加え、投資信託を保持しているだけで毎営業日のように信託報酬が差し引かれます。
投資信託の運用コストは以下の3つ
- 購入時の手数料
- 売却時の手数料
- 信託報酬
なので、運用コストが高いと成績が良くてもパフォーマンスが下がってしまいます。
選んではいけない投資信託の特徴を詳しく解説していますので、ご確認ください。
さて、運用コストを抑える必要があるのですが、アクティブファンドではなく、インデックスファンドを購入するのは何よりもそこが利点です。
そもそもインデックスファンドとは何かご存知ですか?
インデックスファンドとは、ファンドの基準価額がある指標(インデックス)と同じ値動きを目指す運用をする投資信託のこと。パッシブファンドとも呼ばれる。
–Wikipediaより引用-
何のことやらって感じですが、要は日経平均などの株価指数に連動するように機械的に運用しているファンドです。
まだよくわからん。
とりあえず、株価指数に投資しているようなものと認識しておけばOKです。
重要なのは運用コストが低いという部分です。
インデックスファンドは機械的に運用するのでコストがほとんどかかりません。
アクティブファンドでは1%~2%かかりますが、インデックスファンドでは0.1%~0.3%程度です。
結果、利益を上げやすくなるのでオススメなのです。
個人的なオススメはeMAXISSlimシリーズです。
参考 eMAXISSlimシリーズの場合(購入、解約時の手数料は全て0)
信託報酬(年間) | |
eMAXISSlim先進国株式インデックス | 0.11772% |
eMAXISSlimバランス(8資産均等型) | 0.1512% |
eMAXISSlim米国株式(S&P500) | 0.1728% |
eMAXISSlim国内株式(TOPIX) | 0.1512% |
運用成績はインデックスファンド>アクティブファンド
インデックスファンドはアクティブファンドよりも運用の成績も良いです。
専門家が運用しているアクティブファンドよりも機械的に運用しているだけのインデックスファンドの方が運用成績が良いです。
何とも皮肉な話ですが、これは世間一般に広く知れ渡っている事実です。
実際にアクティブファンドの8割はインデックスファンド以下の運用成績です。
じゃあ残りの2割を選べればいいじゃん
そういうわけにもいきません。
確かにインデックスファンド以上の運用成績を残しているアクティブファンドも存在するのですが、それはあくまでも短期的なものです。
専門家といえども人間がやっているので、長期的にみて今後も継続した運用成績が残せる保証はありません。
また、そもそも運用コストもかかるので、インデックスファンドで安定的な運用がオススメです。
運用成績が1~2%程度良いというレベルならインデックスファンドと変わりはありません。
わざわざアクティブファンドで優秀な2割の投資信託を探すよりも最初からインデックスファンドを購入する方が良いですね。
インデックスファンドでも注意すべき投資信託
インデックスファンドであれば何を買ってもいいというわけではありません。
インデックスファンドの中にもあまりオススメできない投資信託はあります。
たとえばどういうの?
たとえば、購入時に手数料がかかるインデックスファンドもありますし、信託報酬が1%を超えるインデックスファンドもあります。
また、分配金を元本から支払うインデックスファンドもあります。
詳しくはこちらにも記載してありますが、インデックスファンドだからといってなんでもいいわけではありません。
商品の中身を見て購入を決めましょう。
簡単な基準を一つ紹介すると、積み立てNISA対象の投資信託から選ぶことです。
積み立てNISA対象の投資信託から選べばグッといい投資信託に出会える確率が上がります。
積み立てNISAは金融庁がある程度商品を選定しており、圧倒的に価値の低い投資信託については購入できません。
例えば、信託報酬が高い投資信託は積み立てNISA対象になりません。(国内海外で基準は違います)
ですので、積み立てNISAで購入可能なインデックスファンドであれば投資信託はかなり選びやすくなります。
とはいえ、まだ価値の低い投資信託もあるので、ある程度の選別は必要です。
何事も妄信をしてはいけません。
投資信託は最初は少額で始めましょう
記事のおさらいです。
インデックスファンドをお勧めする理由は以下の2つです。
- 運用コストが安い
- 運用成績がアクティブファンドより高い
しかし、インデックスファンドでも運用コストが高かったり、元本から分配金が出る選んではいけない商品もあります。
大きくこの点に注意して商品を選びましょう。
投資信託は長期的に資産を積み立てるための商品です。
なので、なるべく早いうちに始める方が良いのですが、最初はいい商品もわからないと思います。
はっきり言って私もよくわからない部分が多々あります。
最初から良い商品を選べれば一番ですが、それは非常に難しいです。
最初からいい商品を選ぶことよりも重要なのは早いうちから投資を経験することです。
大抵は一度や二度は失敗します。
私も失敗しました
しかし、一度や二度の小さな失敗をしたとしても、長期的な投資信託の積み立ては投資をしないよりもずっと大きなリターンをもたらしてくれます。
だから、将来急に大きいお金を資産運用に回して失敗するよりも、今のうちから投資の練習をしておくべきです。
その時に最初から大きいお金をかけてしまうとリカバリーが利きません。
今から少額で投資を始めて将来に備えましょう。
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